最終的に車種を絞ったところで次は実際にショップへ行き現車の確認です。
とはいうもののThe田舎。そんなにショップはありません。
自転車屋はそれなりにありますがロードを扱っている店舗となると
所謂自転車店が4軒程度。あとは2,3年前に出来たGIANTストアと
サイクルベースあさひくらいでしょうか。
因みに、価格は出来れば抑えたいたいところですが通販は全く考えませんでした。
防犯登録やその後のメンテを鑑みキチンとしたショップで購入したい。
先ず1軒目。
コチラはTREK,Bianchi,Wilierなどを主に扱っているお店で、お目当ては↓コレ
正直、この時点でコンポはアルテグラ以上が良いなあ、と思っていことと、
リヤのスルーアクスルが135m/mとロードとしては少数派なサイズであるのが
いまいち気に入らなかったのですが、チェレステカラーは一度
間近で見ておきたかった。合わせてこのお店で取り扱いの
LapierreゼリウスSL600DISKという車両が気になっていましたが実際に見ることは出来ず残念でしたが、XR3は店頭で実車を確認できました。
ロードバイクに触れたこともない私の眼前に現れたチェレステ×ブラックの車体は
感動的で美しかったです。
1軒目からいきなり心が動いたのですが、少し気になったのがお店の感じ。
ご家族経営でとてもアットホームな雰囲気で良かったのですが、
- あまり自分の話を聞いてくれない
- 当たり前かもしれないが店頭にある車両やフレームを奨める。
- 店頭の車両はディスク車がほぼ無いからかディスクに対してあまり積極的ではない。
- 店頭での仕事が忙しいのか間で掛かってくる電話は全て折り返し。
結局、買って欲しいというか熱烈におすすめのバイクの提示があるわけでも無さそう
なので取り敢えず退店。
近くにもう1軒気になる車両を扱っているお店がありましたがお休みのようでした。
残念(´・ω・`)
この日最後にお邪魔したのは一番気になっている車両を扱っているお店です。
その気になっている車両のメーカーをメインで扱っているお店なのですが
そのメーカーは、
こんな田舎にピナレロの看板を上げていること自体ががミラクル。
こちらのお店も親子でやっておられます。
キレイな店舗では無いのですが(失礼)、いかにもマニアックというか、
「一見お断り」風なオーラが出まくっていました。
案の定、入店時の雰囲気は「で、何しに来たの(゚Д゚)」っぽい感じを受けました。
が、ピナレロのディスク車を候補に挙げている旨を伝えながら
お互い辿々しい会話を繰り広げていたのですが、突然
じゃ、乗ってみます?
と、いきなり試乗提案(笑)
そして、出てきたのはディスクを体験したい人向けの専用試乗車。
心の中で(Youtubeでロードバイクの乗り方見といて良かったわあ)と、
予習をしていた自分を密かに褒め、スィー♪と初ロードバイク。
(何、この前傾姿勢:(;゙゚'ω゚'): こうか、これであってるのか!?)
と自問自答しながらスィー♪と帰還。
「あーイイカンジデスネ」と訳の分からない感想を述べていると
「お客さん身長は?」といきなりフィッティング。
サドルからペダルまでの距離を計り、
店「希望の車種ですぐ乗れるバイクは無いけどコレ、ジオメトリー近いんで
乗ってみます?」
私「えっいいんですか?お客さんのじゃ?」
店「親父のなんで大丈夫です」
私「じゃあ折角だから、、、、て、、コレ、、、
ドグマじゃん ! ???」
素人の私でも知ってます
これ、高いヤツやん!3桁万円のヤツやん!!!
緊張しまくりでしたが、それこそ最初に乗った試乗車とは違うことは
私でもわかりました。
そしてこの時点でこちらで買うことに決定。
ロードバイクはもちろんですが、アポなしの客にここまで対応してくれれば
心情的にグッときてしまうというものです。
たまたま、忙しかっただけかもしれない1軒目。
たまたま、休みだった2軒目。
運が悪かっただけかもしれない。
逆にもしかしてこの店で買うことを決めた私の方が、後々「失敗だった」と、
なっているかもしれませんが(笑)
正に一期一会。
サイズ的にこのサイズかもう一つ小さいサイズにするかを決めかねこの日は
店を後にしました。
しかし、見たり触ったりすると更に気持ちが上がります。