いよいよ、本番当日を迎えました。
前日は慣れない枕と緊張とで殆ど眠れませんでした...
しかし、寝ようが寝まいが朝はやって来ます。
朝と言っても4時半のシャトルバスに乗る為に3時起きです(´・ω・`)
まあ、普通に真っ暗で、尾道駅周辺ではお兄ちゃん達がウォンウォンとバイクで
元気に走ってました(笑)
バス降車地である今治IC近くの西濃運輸さんで前日送った自転車を受け取る頃も
未だ周囲は暗い。
開墾の後に、自転車を準備し集合場所である今治IC手前の滞留地へ移動。
途中で検温の為の検問(ややこしい笑)があり、通過時に検温済みの証明を兼ねた
リストバンドを貰いました。
この頃には日が昇り始め、サイクリスト達がぞろぞろと集まってきました。
ここで一旦コースとゼッケン番号毎に隊列を組み、スタート地点までの約1kmくらいを
ゆっくりと歩いて向かうのですが、まあ進まない。
時間も押しているようで予定よりかなり遅れて動き出しました。
ただ、動き出しても進んでは止まりを繰り返し、天候は良いものの
10℃前後の冷え込みにツレは3度もトイレに駆け込んでいました(笑)
スタート地点までの沿道に並んだ簡易トイレ様々である。
それにしてもこの人数である。
グループライドどころか他人様と走った事のない私としては一歩進むごとに不安が
募る(´・ω・`)
兎にも角にも迷惑を掛けないように...。
そして、遂に私のいる隊列のスタートがやってきました。
「後方からゆっくri」と言ったが早いか、何を血迷ったか比較的前列に陣取るツレ
のお陰でスタートの雰囲気がよくわかりました。
私「自分はゆっくりスタートするからオマエラ先行ってもいいよ」
ツレx2「じゃ、来島の橋のとこまでは一緒に行きましょう!」
まあ、しばらくは着いて走ってましたが案の定来島海峡大橋までにはもう居なく
なってましたけどね(笑)
走行中は撮影する余裕もないですし、そもそも走行中の片手での撮影は
当然ですが禁止されていましたので(結構みんなスマホ構えて走ってたけど)
以降、写真はほぼなし。
これは唯一止まって撮った1枚。
直後「高速上で止まらないでねー」って運営さんに叱られたけど(笑)
最初のエイドステーションである瀬戸田PAまで30kmくらいは何もなく、正直
エイドまでも無理かと思っていました。
が、
20~30km/hの巡航ですが、思ったより走れる。
「人と一緒に走ると結構いけますよ」という事前のツレの言葉どおり、そんなに
頑張らなくとも流れについていったり、追い越したり、譲ったりを繰り返して
感覚的にはあっという間の前半戦でした。
また、運営さんも一定の間隔で救護等の場所を設けておられたり、
ちょっと疲れてきた後半もボランティアさんや地元の方の声援がとても温かく、
元気を貰いました。
改めてこのイベントに関わった全ての方に感謝申し上げます(・∀・)ノシ
あとはZwiftでのトレーニングも多少なり効果があったと思います。ロードバイクに
乗り始めた時も、「なんて軽やかな自転車なんだ!」と感動しましたが、
今回改めて自転車(ロードバイク)の魅力に触れられた気がします。
Zwiftではなるべくケイデンスを維持しながら軽い負荷でクルクル回して走る。
回し方もペダルを踏み込まないように、適切な表現かわかりませんが、足を
クロールように水を掻くイメジージで練習していました。
そのイメージのまま実際に走れるか不安でしたが、かなり良い感じで走れました。
景色も日本海側に住む者からすると、同じ海や山でも全く異なり、
瀬戸の島々と海を堪能しながら楽しく走る事が出来ました。
くどいようですが、本当にあっという間の70kmでした。
タイムマシーンがあるなら、スタート前の自分に緊張してんじゃねーよ、と
伝えてやりたい(笑)
勝手に申し込まれて無理矢理連れてこられた感で参加しましたが、
終わってみれば感謝しかありません(言わないけど(笑))。
大袈裟ですが、ちょっと人生観が変わりました。
何かに挑戦するという事も最近はちょっと無かったかもしれません。
家に帰れば、現実が待っています。
自転車も相変わらずそんなには乗れないかもしれませんがZwiftは続けてみようかと
思います。
次は100km目指します