真・すもうあしこし

Slow life & Slow work

TIMEのペダルに換えたら思った以上に快適でした

 

以前に自転車の紹介をさせて頂き、

oldpointguard.hateblo.jp

「ペダルはLOOKのKEOペダルを付けたいが暫定でシマノSPD-SL105を

付けています」

などと言っておりました、早々にペダルを交換しました。

しかも、KEOペダルではなく何故かTIME(笑)

 

別に、間違えて購入したわけではありません。

f:id:oldpointguard:20181127161747j:plain 暫定とは言えシマノのペダルが

悪かったわけではないのだけれども、

特にリリースがストレスになりつつありました。

 

停車前に左足からリリースするのですが、ペダル下死点では特に問題無く外れます。

が、死点で外したいです。

これがまた、上手く外れない (´・ω・`)

座った(膝が立った)状態で踵を外へ捻るとかって...

10年以上運動らしい運動から遠ざかり歳を重ね、めっきり可動域が狭くなっている。

時折、上手くゆく事もあるのだが自転車が超絶不安定になる。

因みに、初立ちゴケした時も上死点リリースに拘りすぎたのが一つの原因。

oldpointguard.hateblo.jp

 

何故に「上死点リリース」に拘るのか。

理由は単純で、リリース側が上死点なら外した足をスッと着地すればそのまま

停車出来ますよね?

死点でリリースの場合、逆の足を半回転させなければバランスが取れない。

咄嗟にビンディングを外す必用がある場合、上死点で外せた方が安全ですよね?

という、初心者の考え。

きっと「んなこたあ無い」というベテランローディの方もいらっしゃるでしょう。

雑誌やネットで検索しても「外しやすい位置で外せばいい」という意見が多い。

でも、私は出来れば上死点で外してスッと停車したいんです。

 

前置きが長くなりましたが、そんな訳で巷で「キャッチ&リリースがし易い!」

と評判のTIMEのペダルを選びました。

LOOKのKEOブレードもリリーススプリングのテンションは低め(カーボンじゃない

方)の様でしたが、TIMEは膝にも優しいとあり、今回はTIMEを使ってみる事にしまし

た。

 

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購入したのは、XPRESSOシリーズの#04。

 

 並行ものでしたが、説明書はちゃんと日本語もありました。

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なんだかちょっとカッコイイ(*´Д`)

 

まずは旧ペダルの取り外し。

ネットで見聞きしたところ、皆さん難儀しておられる方も多いですね。

参考にさせて頂きながら、

f:id:oldpointguard:20181127171923j:plain こんな感じで反対側を固定し、

f:id:oldpointguard:20181127172009j:plain バイクに跨がり、外す方の

ペダルを踏みながら写真のようにセットしたアレンキーをエイヤッと、引き上げる。

f:id:oldpointguard:20181127172622j:plain と、すぐ緩みました。

反対側(バイク左側)は逆ネジになっていますので、全く同じセッティングで

簡単に緩める事が出来ます。

ただ、私の場合、未だ走行距離も時間も短いため比較的楽に外せたと思います。

 

f:id:oldpointguard:20181127173217j:plainクランクに残った古いグリスを拭き取り、

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新しいペダルの取付ネジ部にグリスを塗布。

f:id:oldpointguard:20181127173349j:plain※グリスも購入(シマノのプレミアムグリス)。

 

f:id:oldpointguard:20181127173857j:plain 取付完了!

左右で右ネジ、左ねじとなっているのでトルクレンチもあるのですが、

ここはグッと締めればOKだと判断し、手ルクレンチで終了。

締める際はバイクに跨がりブレーキ掛けながら締めました。

あと、ハミ出た余剰グリスは拭き取っておいた方が良いでしょう。

f:id:oldpointguard:20181127174609j:plain リリーステンションを最弱にし(笑)、

f:id:oldpointguard:20181127174717j:plain 一応、可動部に給油。

 

次はクリートの交換。

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クリートシマノに比べると大きいですね。

左右入れ替える事でQファクターとやら寸法が変更出来るようですが、

良く分からないので取り敢えず車体寄りの「狭い」寸法になるようにつけました。

 

あとは、クリートの減りが速いらしいので、今回はクリートカバーも用意。

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これも事前に「シマノのものを加工して使うのがBEST!」と、あったので

ならばと、シマノ純正を用意しました。

これをチョキチョキと不要な箇所をカットし、

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※上は未加工。下段がカットしたもの(おわかり頂けただろうか)

 

f:id:oldpointguard:20181127180644j:plain  完成。

 

あとは、走りながらクリート位置を調整。

その後、トレーニングを兼ねて少し走ってみました。

 

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結論。

一言で申し上げるとするならば、素晴らしい。

まず、ペダルキャッチ。

最初は戸惑いましたが、一度キャッチできればなんてことは無い。

非常にスムースにキャッチ出来ます。

それも気持ちの良い少し乾いた音で「パチーン」とキャッチ出来ます。

いや、「キャッチ出来る」では無く「キャッチしてくれる」感じでしょうか。

ネットでのインプレッションでも同様の表現が見受けられ、

「そんなバカな」と思っていましたが、マジでした(笑)

適正な位置にクリート先端が納まればペダルを回しながら入ってしまう感じ。

もちろん板バネのテンションを最弱にしている事もありますが。

また、時々中途半端に入る事もあったのですが、その際も踵側を左右に動かすと

パチーンと入ります。 

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そして、肝心のリリース。

リリースのストレスを減らすために導入したのでいくらキャッチが良くても

リリースし難いようなら...

 

「最初からこっち買っとけば良かった」。

 

何でしょうかこの安心感。

とても簡単にリリースしてくれます。

クドいようですが、最弱テンション設定なのですが、それにしても外し易い。

あれだけ苦労していたペダル上死点位置でのリリースがストレス無く出来ます!

これまで、交差点や障害物等々減速もしくは停止が必用になりそうな状況であれば

かなり手前から外す準備をしたり外していました。

そういう意識は必用かと思いますが、かなりナーバスになっていたと思います。

 

正直、初心者の私が言うのもおこがましいですが、オススメです。

私のようにビンディングにチャレンジするも不安がある方、リリース力が弱い方など

かなりオススメです。

クリートの消耗が早く入手がシマノより困難とか、壊れやすいとか色々言われては

いますが、そもそも使用環境も人それぞれですし、本当にデメリットだとしても

オススメできるペダルのひとつです。

 

何より脱着時のあの音を聞くと...(*´Д`)

 

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